自社がAI検索で引用されているか調べる5つの無料の方法
ChatGPT・Perplexity等で自社が引用されているかを、追加コストなしで調べる5つの実践手法を解説します。
アレテイア 編集部
B2B SaaS のための GEO 専業エージェンシー
自社がAI検索で引用されているか調べる5つの無料の方法
「ChatGPT で自社のサービスは表示されているのか?」を測るのに、必ずしも有料ツールは要りません。本記事では追加コストなしで実施できる5つの方法を、再現可能な手順とともに紹介します。
なぜ計測から始めるべきか
GEO 施策は「現状を知る」ことから始まります。何も計測せずに施策を打つと、効果が見えず予算もつきません。逆に最低限の計測フローがあれば、施策の優先順位がはっきりします。
| 計測なし | 計測あり |
|---|---|
| 「やった気」で終わる | 月次で改善ポイントが見える |
| 経営に説明できない | 言及率の推移を提示できる |
| 競合との差が不明 | 競合との露出比較が可能 |
方法1 - 主要4AIに直接クエリする
最もシンプルで強力な方法です。以下のテンプレートで質問します。
- 「[業界名] でおすすめの [サービス種別] を5つ教えて」
- 「[業界課題] を解決する方法は?」
- 「[自社名] とはどんな会社ですか?」
- 「[競合A] と [競合B] の違いを教えて」
- 「[特定機能] ができる [業界] 向けのツールは?」
これを ChatGPT・Claude・Perplexity・Gemini の4つで実施します。各AIの引用パターンは ai-search-citation-sources で解説しています。
所要時間: 1クエリあたり約3分、20クエリで1時間。
方法2 - スプレッドシートで記録する
計測は記録しないと意味がありません。以下の列を持つシートを用意します。
| 列名 | 内容 |
|---|---|
| 実施日 | YYYY-MM-DD |
| クエリ | 実際に投げた質問 |
| AI | ChatGPT / Claude / Perplexity / Gemini |
| 自社言及 | あり / なし |
| 引用URL | 自社サイトのURL (あれば) |
| ハルシネーション | あり / なし、内容 |
| 競合言及 | 言及された競合名 |
| メモ | 文脈・トーン |
このシートを月次で見れば、言及率の推移が一目で分かります。
方法3 - Perplexity の引用URL を確認する
Perplexity は各回答に引用元URLが必ず表示されます。
- 業界の代表クエリを投げる
- 自社が引用されていれば、どのページが引用されているかを確認
- 引用されていなければ、上位に出ているサイト (競合) を確認
- 競合がどんな構造・内容で引用されているかを分析
この「競合の引用パターンを真似る」アプローチは、GEO のクイックウィンとして非常に有効です。
方法4 - Google AI Overviews を確認する
Google で業界クエリを検索したとき、画面上部に表示される「AIによる概要」(AI Overviews) を確認します。
- 自社が出典として表示されているか
- どの競合が表示されているか
- どんなページが選ばれているか (FAQ、比較記事、製品ページ など)
AI Overviews は構造化データを強く参照するため、Schema.org の実装状況が直接効きます。詳細は structured-data-for-geo を参照してください。
方法5 - ChatGPT の「Web検索」機能を使う
ChatGPT (有料プランまたは Search 機能) で「[業界] の最新ニュース」「[業界] のおすすめツール」と聞き、本文中の引用リンクをクリックします。
- 引用元の傾向 (大手メディア / 比較サイト / 公式サイト)
- 自社サイトが選ばれる条件
- 競合がどんな第三者メディアで言及されているか
ここで「ITreview」「BOXIL」「PR TIMES」が頻繁に出るのに気付いたら、それが次の打ち手のヒントです。BtoB SaaS なら geo-for-b2b-saas を参照してください。
計測でよく出る3つのパターン
実際にやってみると、概ね以下のパターンに分類できます。
パターン1: 自社が全く言及されない
→ まず公式サイトの権威性 + 第三者シグナルから着手
パターン2: 言及されるが情報が古い・間違っている (ハルシネーション)
→ 正規ページの整備と第三者メディアへの最新情報提供。ハルシネーション対策は hallucination-handling で具体策を解説
パターン3: 言及されているが「3番手・4番手」として
→ 競合分析と自社の差別化文脈の明文化
月次レポート化のすすめ
週次で計測したデータは、月次でレポート化すると経営報告に使えます。最低限以下を入れます。
- 計測クエリ数と言及率 (自社 / 競合)
- 主要AIごとの言及推移
- 引用された自社ページのURL一覧
- ハルシネーション件数
- 次月の施策
詳細フォーマットは monthly-geo-report を参照してください。
まとめ
- AI検索の計測は無料で十分始められる
- 4AIに直接クエリ → スプレッドシート記録 → 月次集計の流れ
- Perplexity の引用URLが分析の宝庫
- 50クエリを超えたら有料ツール検討
Aletheia (アレテイア) では月次の言及率レポートを SaaS で提供しています。無料診断は hello@aleth.jp まで。